グラフで見る函館市の完全失業者は多い？少い？(推移グラフと比較)

函館市(北海道)の完全失業者をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

完全失業者とは？

[完全失業者（国勢調査）],調査週間中，収入を伴う仕事を少しもしなかった者のうち，仕事に就くことが可能であって，かつ，ハローワーク（公共職業安定所）に申し込むなどして積極的に仕事を探していた者

函館市の完全失業者はどのくらい？

函館市(北海道)の完全失業者は、5,592人です。(2020年調査)

函館市(北海道)の完全失業者(2020年)

市区町村名	完全失業者
函館市	5,592人

函館市の完全失業者推移グラフ(1980年～現在)

では、現在の函館市(北海道)の完全失業者の「5,592人」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

函館市の完全失業者の1980～2020年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1980～2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※函館市の人口データは、国勢調査・住民基本台帳人口（総数）を元に作成。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、上記の函館市の完全失業者グラフの全体図です。

また、下記は1980～2020年までの函館市の完全失業者の推移を一覧表にしたものです。
※表が画面幅を越えている場合は横スクロール可能

一覧表で見る函館市(北海道)の完全失業者の推移(1980～2020年)

年	1980	1985	1990	1995	2000	2005	2010	2015	2020
完全失業者(人)	6,137.00	9,425.00	8,251.00	9,212.00	9,460.00	12,490.00	11,043.00	6,551.00	5,592.00
前回比(差引値)	-	3,288	-1,174	961	248	3,030	-1,447	-4,492	-959
前回比(%)	-	153.58	87.54	111.65	102.69	132.03	88.41	59.32	85.36

上記の函館市の完全失業者の推移グラフを見てみると、最新である2020年の完全失業者が最も少いことが分かります。

また、前回の2015年よりも959人少なくなっており、完全失業者は下がりつつあると言えます。

特に、最も完全失業者が多かった2005年と現在の完全失業者を比べると、1.1倍もの差があり、完全失業者がいかに減少したかが見えてきます。

また、完全失業者ではなく就業者・休業者であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グラフで見る函館市の就業者・休業者

函館市の総人口の過去から現在までの推移と比較は、こちらにて特集しています。
→　グラフで見る函館市(北海道)の人口推移

函館市の完全失業者は少い？多い？人口が近い府中市(東京都)と港区(東京都)と比較

函館市(北海道)の完全失業者は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか？

函館市(北海道)と府中市(東京都)と港区(東京都)の完全失業者を比較

まずは、函館市と人口が日本全国で最も近い府中市(東京都)と港区(東京都)の完全失業者を比較してみます。

※下関市(山口県)と平塚市(神奈川県)は、函館市と3・4番目に人口が近い市区町村です。

函館市(北海道)と人口の近い府中市(東京都)と港区(東京都)の完全失業者を比較した一覧表

市区町村名	総人口	完全失業者
下関市(山口県)	250,645人	4,445人
府中市(東京都)	259,924人	4,383人
函館市(北海道)	244,431人	5,592人
港区(東京都)	261,615人	2,601人
平塚市(神奈川県)	256,005人	4,763人

上記の完全失業者の比較表をみてみると、

• 函館市は、府中市(東京都)よりも完全失業者の数値が約1,209多く、1.276倍高い
• 函館市は、港区(東京都)よりも完全失業者の数値が約2,991も多く、2.15倍も高い

という結果となっています。

特に、函館市と港区(東京都)は人口が日本全体の中でも1・2番目に近いが、完全失業者には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

函館市をもっと他の市区町村と比較する

函館市のデータを比較するグラフ作成ツールを独自開発しております。こちらより、比較対象の市区町村を選択してみて下さいませ。

市区町村を選択する

※もし市区町村名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

続いて、函館市の完全失業者が、北海道内では何番目に多いのかを、ランキング表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

函館市の完全失業者は、北海道内では3位

下記は、北海道内での完全失業者のランキング表です。（多い順）

北海道内での完全失業者のランキング表：函館市は3位

順位	市区町村名	完全失業者 (人)
1	札幌市	41,269
2	旭川市	6,921
3	函館市	5,592
4	苫小牧市	2,924
5	釧路市	2,878
6	小樽市	2,850
7	帯広市	2,668
8	江別市	2,506
9	北見市	1,832
10	千歳市	1,819
11	室蘭市	1,661
12	岩見沢市	1,636
13	恵庭市	1,562
14	渡島総合振興局七飯町	1,202
15	北斗市	1,183
16	北広島市	1,148
17	石狩市	996
18	登別市	892
19	稚内市	831
20	十勝総合振興局音更町	781
21	滝川市	618
22	網走市	578
23	伊達市	545
24	日高振興局新ひだか町	537
25	根室振興局中標津町	468
26	留萌市	453
27	後志総合振興局余市町	434
28	渡島総合振興局森町	411
29	砂川市	391
30	紋別市	381
31	十勝総合振興局幕別町	365
32	美唄市	358
33	釧路総合振興局釧路町	355
34	根室市	351
35	胆振総合振興局白老町	348
36	芦別市	313
37	富良野市	311
38	石狩振興局当別町	305
39	渡島総合振興局八雲町	298
40	オホーツク総合振興局美幌町	296
41	オホーツク総合振興局遠軽町	292
42	名寄市	290
43	後志総合振興局倶知安町	272
44	深川市	266
45	三笠市	258
46	後志総合振興局岩内町	243
47	夕張市	242
48	日高振興局浦河町	231
49	士別市	225
50	赤平市	215
51	日高振興局日高町	206
52	オホーツク総合振興局斜里町	196
53	十勝総合振興局芽室町	191
54	上川総合振興局美瑛町	180
55	空知総合振興局栗山町	166
55	釧路総合振興局白糠町	166
57	上川総合振興局東神楽町	160
58	空知総合振興局長沼町	155
59	檜山振興局江差町	148
59	上川総合振興局上富良野町	148
61	胆振総合振興局洞爺湖町	145
62	空知総合振興局南幌町	140
63	胆振総合振興局むかわ町	133
64	胆振総合振興局安平町	132
64	後志総合振興局ニセコ町	132
66	渡島総合振興局松前町	131
67	上川総合振興局東川町	130
68	檜山振興局せたな町	127
69	釧路総合振興局厚岸町	126
70	空知総合振興局上砂川町	124
71	十勝総合振興局本別町	115
72	渡島総合振興局福島町	111
72	十勝総合振興局清水町	111
72	オホーツク総合振興局湧別町	111
75	日高振興局様似町	107
75	釧路総合振興局弟子屈町	107
77	檜山振興局上ノ国町	100
78	上川総合振興局当麻町	98
79	十勝総合振興局池田町	96
80	根室振興局別海町	94
81	空知総合振興局新十津川町	93
82	上川総合振興局鷹栖町	92
83	宗谷総合振興局枝幸町	84
84	十勝総合振興局足寄町	82
85	釧路総合振興局標茶町	80
85	十勝総合振興局新得町	80
87	空知総合振興局奈井江町	76
88	胆振総合振興局厚真町	75
88	渡島総合振興局木古内町	75
88	渡島総合振興局知内町	75
91	後志総合振興局共和町	74
92	檜山振興局厚沢部町	73
92	オホーツク総合振興局佐呂間町	73
94	渡島総合振興局長万部町	71
95	歌志内市	70
96	上川総合振興局上川町	69
97	渡島総合振興局鹿部町	68
98	オホーツク総合振興局大空町	67
99	十勝総合振興局広尾町	66
99	日高振興局新冠町	66
101	日高振興局えりも町	65
102	日高振興局平取町	64
102	檜山振興局今金町	64
102	空知総合振興局由仁町	64
105	胆振総合振興局豊浦町	63
106	留萌振興局羽幌町	60
107	根室振興局標津町	58
108	上川総合振興局中富良野町	57
108	後志総合振興局蘭越町	57
108	オホーツク総合振興局津別町	57
111	オホーツク総合振興局雄武町	56
112	オホーツク総合振興局小清水町	55
113	十勝総合振興局上士幌町	54
113	空知総合振興局月形町	54
115	上川総合振興局比布町	52
116	オホーツク総合振興局清里町	51
116	オホーツク総合振興局訓子府町	51
118	檜山振興局乙部町	48
119	オホーツク総合振興局興部町	46
119	根室振興局羅臼町	46
121	上川総合振興局美深町	45
121	十勝総合振興局浦幌町	45
123	十勝総合振興局士幌町	43
124	後志総合振興局黒松内町	42
125	十勝総合振興局鹿追町	41
125	十勝総合振興局大樹町	41
127	後志総合振興局仁木町	40
128	後志総合振興局京極町	39
128	十勝総合振興局中札内村	39
128	上川総合振興局下川町	39
128	胆振総合振興局壮瞥町	39
132	留萌振興局増毛町	38
132	空知総合振興局妹背牛町	38
132	後志総合振興局寿都町	38
132	留萌振興局苫前町	38
136	留萌振興局小平町	37
136	宗谷総合振興局豊富町	37
136	上川総合振興局和寒町	37
139	宗谷総合振興局利尻富士町	36
140	釧路総合振興局浜中町	35
141	空知総合振興局秩父別町	34
141	宗谷総合振興局浜頓別町	34
141	後志総合振興局真狩村	34
141	オホーツク総合振興局置戸町	34
141	檜山振興局奥尻町	34
146	十勝総合振興局豊頃町	33
147	空知総合振興局沼田町	32
147	石狩振興局新篠津村	32
149	上川総合振興局愛別町	31
149	後志総合振興局古平町	31
149	空知総合振興局雨竜町	31
152	後志総合振興局積丹町	30
152	留萌振興局天塩町	30
154	後志総合振興局赤井川村	26
155	留萌振興局遠別町	23
155	オホーツク総合振興局滝上町	23
157	上川総合振興局南富良野町	22
157	十勝総合振興局陸別町	22
157	宗谷総合振興局利尻町	22
157	十勝総合振興局更別村	22
161	上川総合振興局剣淵町	21
162	後志総合振興局喜茂別町	19
162	後志総合振興局泊村	19
164	宗谷総合振興局幌延町	17
165	後志総合振興局留寿都村	16
165	後志総合振興局島牧村	16
167	空知総合振興局北竜町	15
167	上川総合振興局中川町	15
167	後志総合振興局神恵内村	15
170	空知総合振興局浦臼町	14
171	宗谷総合振興局猿払村	13
171	釧路総合振興局鶴居村	13
173	宗谷総合振興局礼文町	12
174	宗谷総合振興局中頓別町	11
175	オホーツク総合振興局西興部村	9
176	上川総合振興局幌加内町	5
176	上川総合振興局占冠村	5
178	上川総合振興局音威子府村	3
179	留萌振興局初山別村	2

北海道内でのシェア率(割合)

さらに、上記のランキング表を元に、函館市の完全失業者が、北海道内でどれだけのシェア率を占めているのか、割合を示したグラフを以下に作成しました。

北海道内全体の完全失業者の合計は、102125人です。※データが確認できる179自治体の合計となります。

そして、函館市の完全失業者は5592人ですので、北海道内でのシェア率は5.476%となります。

北海道内の完全失業者の平均値と中央値

また、北海道内での完全失業者の平均値と、中央値についても調査し、函館市と比較したグラフを以下に作成いたしました。

函館市の完全失業者と北海道内の中央値と平均値を比較した一覧表

名称	完全失業者
函館市	5,592人
平均値	570.53人
中央値	74人

こちらの比較表より、函館市の完全失業者は、

• 北海道平均値の9.8014倍(→多い)
• 北海道中央値の75.568倍(→多い)

ということが見えてきます。

日本全国の完全失業者ランキングで函館市は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

函館市は日本全国の完全失業者ランキング(多い順)で84位

まずは、函館市の完全失業者を日本全国(市区町村別)で見たときに何番目に多いのかを日本全国の完全失業者ランキング表を用いて、みていきます。

日本全国(市区町村別)の完全失業者ランキング表：函館市は84位

順位	市区町村名	完全失業者 (人)
80	久留米市	5,958
81	前橋市	5,783
82	中野区	5,780
83	盛岡市	5,664
84	函館市	5,592
85	八尾市	5,355
86	明石市	5,274
87	豊島区	5,183
88	寝屋川市	5,157
89	福島市	5,131

→ 日本全国(市区町村別)の完全失業者ランキングをもっと見る

こちらの日本全国の完全失業者が多いランキング表では、統計が取れる1739つの市区町村の中で、函館市は84位と、日本全国(市区町村)の中でも完全失業者が比較的多い市区町村ということが分かります。

以下は完全失業者の日本全国ランキングの、1年毎に、どこがTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

完全失業者の日本全国ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示総面積都道府県面積に占める市区町村面積割合 可住地面積割合林野面積森林面積

さらに詳しい日本全国(市区町村別)の完全失業者が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　日本全国(市区町村別)の完全失業者が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

日本全国の平均値・中央値と函館市の完全失業者を比べる

また、この日本全国(市区町村別)完全失業者ランキングの平均値、中央値と函館市の比較グラフは以下となっています。

函館市の完全失業者を日本全国(市区町村)の中央値(434)と平均値(1,325)と比較した一覧表

市区町村名	完全失業者
函館市	5,592人
平均値	1,325人
中央値	434人

こちらの表より、函館市の完全失業者は平均より4.22倍多いという結果が見えてきます。

また、中央値の434と比較してみると、函館市の完全失業者「5592人」は中央値よりも12.88倍も完全失業者が多いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	函館市(北海道)の完全失業者データ
単位	(人)
期間	1980～2020年
更新日時	2023-08-05T05:02:24+0900
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）とは、総務省による国や民間企業等が提供している主要な統計データをグラフで提供しているサービスです。また、このサービスは、統計ダッシュボードのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

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地図で見る完全失業者の推移(市区町村別)も要チェック！

新しく、マップ上で統計を可視化した地図で見る統計シリーズを公開しました。

完全失業者にも対応しており、日本国内の2450件以上の統計データを地図上で見られるようにしています。

特に、過去から現在までの完全失業者の推移を可視化した部分は必見です。

地図で見る完全失業者の推移(市区町村別の日本全国階級区分図)

また、函館市(北海道)の統計情報は、こちらのページで全一覧と全国ランキング順位(市区町村別)が見られます。

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