ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)(推移と比較グラフ)

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

HIVの罹患率(新規感染)とは？

HIVの罹患率(15～49歳人口に占める割合)とは、15～49歳の未感染集団における新規のHIV感染者数を、未感染集団1,000人当たりで表したものです。

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)はどのくらい？

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)は、2.37(1,000人当たり)です。(2021年調査)

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)(2021年)

国名	HIVの罹患率(新規感染)
ジンバブエ	2.37(1,000人当たり)

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)推移グラフ(1990年～現在)

では、現在のジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)の「2.37(1,000人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)の1990～2021年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1990～2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のジンバブエの統計とHIVの罹患率(新規感染)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)の世界順位の変遷です。

過去の1990年から2021年までのジンバブエの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
ジンバブエは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)グラフの全体図です。

また、下記は1990～2021年までのジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)の推移(1990～2021年) →横スクロールできます。

年	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021
HIVの罹患率(新規感染)(1,000人当たり)	47.31	50.04	49.09	45.98	41.37	35.72	30.90	26.31	23.20	20.41	18.06	16.36	15.04	13.90	13.03	12.53	11.53	10.94	10.60	10.25	9.88	9.03	8.28	7.77	7.19	6.64	6.15	5.62	4.94	3.11	2.73	2.37
前回比(差引値)	-	2.73	-0.95	-3.11	-4.61	-5.65	-4.82	-4.59	-3.11	-2.79	-2.35	-1.7	-1.32	-1.14	-0.87	-0.5	-1	-0.59	-0.34	-0.35	-0.37	-0.85	-0.75	-0.51	-0.58	-0.55	-0.49	-0.53	-0.68	-1.83	-0.38	-0.36
前回比(%)	-	105.77	98.1	93.66	89.97	86.34	86.51	85.15	88.18	87.97	88.49	90.59	91.93	92.42	93.74	96.16	92.02	94.88	96.89	96.7	96.39	91.4	91.69	93.84	92.54	92.35	92.62	91.38	87.9	62.96	87.78	86.81

上記のジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)の推移グラフを見てみると、最新である2021年のHIVの罹患率(新規感染)が最も低いことが分かります。

また、前回の2020年よりも0.36(1,000人当たり)少なくなっており、HIVの罹患率(新規感染)は下がりつつあると言えます。

特に、最もHIVの罹患率(新規感染)が多かった1991年と現在のHIVの罹患率(新規感染)を比べると、19.96倍もの差があり、HIVの罹患率(新規感染)がいかに減少したかが見えてきます。

また、HIVの罹患率(新規感染)ではなく抗レトロウイルス療法の適用率(HIV感染者の割合)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　ジンバブエの抗レトロウイルス療法の適用率(HIV感染者の割合)

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)は低い？高い？日本と比較

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

ジンバブエとカンボジアとギニアのHIVの罹患率(新規感染)を比較

まずは、ジンバブエと人口数が世界で最も近いカンボジアとギニアのHIVの罹患率(新規感染)を比較してみます。

ジンバブエと人口数の近いカンボジアとギニアのHIVの罹患率(新規感染)を比較した一覧表

国名	総人口	HIVの罹患率(新規感染)
カンボジア	16,589,023人	0.11(1,000人当たり)
ジンバブエ	15,993,524人	2.37(1,000人当たり)
ギニア	13,531,906人	0.76(1,000人当たり)

上記のHIVの罹患率(新規感染)の比較表をみてみると、

• ジンバブエは、カンボジアよりもHIVの罹患率(新規感染)の数値が約2も多く、21.55倍も高い
• ジンバブエは、ギニアよりもHIVの罹患率(新規感染)の数値が約2も多く、3.12倍も高い

という結果となっています。

特に、ジンバブエとカンボジアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、HIVの罹患率(新規感染)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

ジンバブエと日本のHIVの罹患率(新規感染)を比較

続いて、ジンバブエと日本のHIVの罹患率(新規感染)と比較してみます。

申し訳ございません。現在、統計が確認できる最新年「2021年」のデータでジンバブエと日本のものが出揃っていないため、比較ができておりません。

最新のデータが発表され、比較が可能となりましたら、即時反映させて頂きます。

※比較ができる過去のデータでのグラフは、下記のジンバブエをもっと他国と比較するツールより、確認ができます。

ジンバブエをもっと他国と比較する

ジンバブエのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界のHIVの罹患率(新規感染)ランキングでジンバブエは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

ジンバブエは世界のHIVの罹患率(新規感染)ランキング(高い順)で10位

まずは、ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)を世界で見たときに何番目に高いのかを世界HIVの罹患率(新規感染)ランキング表を用いて、みていきます。

世界のHIVの罹患率(新規感染)ランキング表：ジンバブエは10位

順位	国名	HIVの罹患率(新規感染) (1,000人当たり)
6	ナミビア	5.16
7	ザンビア	4
8	コンゴ共和国	3.8
9	ウガンダ	2.4
10	ジンバブエ	2.37
11	南スーダン	2.05
12	マラウイ	1.93
13	ギニアビサウ	1.56
14	タンザニア	1.55
15	ガンビア	1.4

→ 世界のHIVの罹患率(新規感染)ランキングをもっと見る

こちらの世界のHIVの罹患率(新規感染)が高いランキング表では、統計が取れる129カ国の中で、ジンバブエは10位と、上位10カ国にランクインしており、世界の中でもHIVの罹患率(新規感染)がとても高い国ということが分かります。

以下はHIVの罹患率(新規感染)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

HIVの罹患率(新規感染)の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界のHIVの罹患率(新規感染)が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界のHIVの罹患率(新規感染)が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)を比べる

また、この世界HIVの罹患率(新規感染)ランキングの平均値、中央値とジンバブエの比較グラフは以下となっています。

ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)を世界の中央値(0)と平均値(1)と比較した一覧表

国名	HIVの罹患率(新規感染)
ジンバブエ	2.37(1,000人当たり)
平均値	1(1,000人当たり)
中央値	0(1,000人当たり)

こちらの表より、ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)は平均より3.07倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の0と比較してみると、ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)「2.37(1,000人当たり)」は中央値よりも11.85倍もHIVの罹患率(新規感染)が高いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	ジンバブエのHIVの罹患率(新規感染)データ
単位	(1,000人当たり)
期間	1990～2021年
更新日時	2023-12-20T03:06:06+0900
確認日時	2023-12-26T03:05:54+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - UNAIDS estimates.

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

また、ジンバブエの統計情報は、こちらのページで257種類以上の全一覧が見られます。
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