東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスク(推移と比較グラフ)

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクをグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

妊産婦死亡の生涯リスクとは？

妊産婦死亡の生涯リスクとは、現在の出生率と死亡率（妊産婦死亡率を含む）のレベルが将来的に変化しないと仮定して、競合する死因を考慮した上で、15歳の女性がいずれ妊産婦が原因で死亡する確率のことです。

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクはどのくらい？

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクは、0.6%です。(2017年調査)

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスク(2017年)

国名	妊産婦死亡の生涯リスク
東ティモール	0.6%

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスク推移グラフ(2000年～現在)

では、現在の東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクの「0.6%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクの2000～2017年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2017年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上の東ティモールの統計と妊産婦死亡の生涯リスクとを比較することができるので、是非ご活用下さい。

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクの世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクの世界順位の変遷です。

過去の2000年から2017年までの東ティモールの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
東ティモールは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクが世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載した東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクグラフの全体図です。

また、下記は2000～2017年までの東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクの推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見る東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクの推移(2000～2017年) →横スクロールできます。

年	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
妊産婦死亡の生涯リスク(%)	4.63	4.44	4.05	3.58	2.93	2.32	1.89	1.57	1.35	1.17	1.02	0.89	0.82	0.77	0.72	0.69	0.65	0.60
前回比(差引値)	-	-0.19	-0.39	-0.48	-0.65	-0.61	-0.43	-0.32	-0.22	-0.18	-0.15	-0.13	-0.08	-0.05	-0.04	-0.04	-0.04	-0.05
前回比(%)	-	95.85	91.29	88.24	81.9	79.27	81.3	83	85.93	86.73	87.58	87.34	91.49	93.69	94.68	94.6	94.19	92.61

上記の東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクの推移グラフを見てみると、最新である2017年の妊産婦死亡の生涯リスクが最も低いことが分かります。

また、前回の2016年よりも0.04768499618162%少なくなっており、妊産婦死亡の生涯リスクは下がりつつあると言えます。

特に、最も妊産婦死亡の生涯リスクが多かった2000年と現在の妊産婦死亡の生涯リスクを比べると、7.74倍もの差があり、妊産婦死亡の生涯リスクがいかに減少したかが見えてきます。

また、妊産婦死亡の生涯リスクではなく妊産婦死亡者数であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　東ティモールの妊産婦死亡者数

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクは低い？高い？日本と比較

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクは、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか？

東ティモールと赤道ギニアとモーリシャスの妊産婦死亡の生涯リスクを比較

まずは、東ティモールと人口数が世界で最も近い赤道ギニアとモーリシャスの妊産婦死亡の生涯リスクを比較してみます。

東ティモールと人口数の近い赤道ギニアとモーリシャスの妊産婦死亡の生涯リスクを比較した一覧表

国名	総人口	妊産婦死亡の生涯リスク
赤道ギニア	1,308,974人	1.5%
東ティモール	1,267,972人	0.6%
モーリシャス	1,265,303人	0.09%

上記の妊産婦死亡の生涯リスクの比較表をみてみると、

• 赤道ギニアは、東ティモールよりも妊産婦死亡の生涯リスクの数値が約1も多く、2.51倍も高い
• 東ティモールは、モーリシャスよりも妊産婦死亡の生涯リスクの数値が約1も多く、6.94倍も高い

という結果となっています。

特に、東ティモールとモーリシャスは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、妊産婦死亡の生涯リスクには圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

東ティモールと日本の妊産婦死亡の生涯リスクを比較

続いて、東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクを、アメリカと中国と日本と比較してみます。

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクをアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	妊産婦死亡の生涯リスク
中国	1,392,730,000人	0.05%
アメリカ	326,687,501人	0.03%
日本	126,529,100人	0.01%
東ティモール	1,267,972人	0.6%

上記のグラフより、東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクが最も高いということが分かります。

特に、日本と比較すると99.7倍も妊産婦死亡の生涯リスクが多く、アメリカと比べると17.8倍、中国と比べると12.7倍の差があることが分かります。

東ティモールをもっと他国と比較する

東ティモールのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の妊産婦死亡の生涯リスクランキングで東ティモールは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

東ティモールは世界の妊産婦死亡の生涯リスクランキング(高い順)で47位

まずは、東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクを世界で見たときに何番目に高いのかを世界妊産婦死亡の生涯リスクランキング表を用いて、みていきます。

世界の妊産婦死亡の生涯リスクランキング表：東ティモールは47位

順位	国名	妊産婦死亡の生涯リスク (%)
43	ナミビア	0.71
44	ジブチ	0.69
45	イエメン	0.68
46	サントメ・プリンシペ	0.6
47	東ティモール	0.6
48	ラオス人民民主共和国	0.56
49	パキスタン	0.55
50	ミャンマー	0.54
51	パプアニューギニア	0.54
52	ソロモン諸島	0.49

→ 世界の妊産婦死亡の生涯リスクランキングをもっと見る

こちらの世界の妊産婦死亡の生涯リスクが高いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、東ティモールは47位と、上位50カ国以内に入っており、世界の中でも妊産婦死亡の生涯リスクが比較的高い国ということが分かります。

以下は妊産婦死亡の生涯リスクの世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

妊産婦死亡の生涯リスクの世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の妊産婦死亡の生涯リスクが高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の妊産婦死亡の生涯リスクが高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値と東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクを比べる

また、この世界妊産婦死亡の生涯リスクランキングの平均値、中央値と東ティモールの比較グラフは以下となっています。

東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクを世界の中央値(0)と平均値(1)と比較した一覧表

国名	妊産婦死亡の生涯リスク
東ティモール	0.6%
平均値	1%
中央値	0%

こちらの表より、東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクは平均より0%低いという結果が見えてきます。

また、中央値の0と比較してみると、東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスク「0.59799861809476%」は中央値よりも4.81倍も妊産婦死亡の生涯リスクが高いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	東ティモールの妊産婦死亡の生涯リスクデータ
単位	(%)
期間	2000～2017年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - WHO, UNICEF, UNFPA, World Bank Group, and the United Nations Population Division. Trends in Maternal Mortality: 2000 to 2017. Geneva, World Health Organization, 2019

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