タイの妊産婦死亡の生涯リスク(推移と比較グラフ)

タイの妊産婦死亡の生涯リスクをグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

妊産婦死亡の生涯リスクとは？

妊産婦死亡の生涯リスクとは、現在の出生率と死亡率（妊産婦死亡率を含む）のレベルが将来的に変化しないと仮定して、競合する死因を考慮した上で、15歳の女性がいずれ妊産婦が原因で死亡する確率のことです。

タイの妊産婦死亡の生涯リスクはどのくらい？

タイの妊産婦死亡の生涯リスクは、0.05%です。(2017年調査)

タイの妊産婦死亡の生涯リスク(2017年)

国名	妊産婦死亡の生涯リスク
タイ	0.05%

タイの妊産婦死亡の生涯リスク推移グラフ(2000年～現在)

では、現在のタイの妊産婦死亡の生涯リスクの「0.05%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

タイの妊産婦死亡の生涯リスクの2000～2017年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000～2017年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のタイの統計と妊産婦死亡の生涯リスクとを比較することができるので、是非ご活用下さい。

タイの妊産婦死亡の生涯リスクの世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、タイの妊産婦死亡の生涯リスクの世界順位の変遷です。

過去の2000年から2017年までのタイの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
タイは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

タイの妊産婦死亡の生涯リスクが世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したタイの妊産婦死亡の生涯リスクグラフの全体図です。

また、下記は2000～2017年までのタイの妊産婦死亡の生涯リスクの推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るタイの妊産婦死亡の生涯リスクの推移(2000～2017年) →横スクロールできます。

年	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
妊産婦死亡の生涯リスク(%)	0.07	0.07	0.07	0.07	0.07	0.07	0.06	0.06	0.06	0.06	0.06	0.06	0.06	0.06	0.05	0.05	0.05	0.05
前回比(差引値)	-	-0	-0	-0	0	-0	-0	-0	0	-0	-0	-0	-0	-0	-0	-0	-0	-0
前回比(%)	-	97.65	98.47	99.27	102.01	93.19	96.41	99.37	100.05	98.6	97.09	96.67	96.61	98.47	98	98.54	98.71	99.33

上記のタイの妊産婦死亡の生涯リスクの推移グラフを見てみると、最新である2017年の妊産婦死亡の生涯リスクが最も低いことが分かります。

また、前回の2016年よりも0.000352224121579%少なくなっており、妊産婦死亡の生涯リスクは下がりつつあると言えます。

特に、最も妊産婦死亡の生涯リスクが多かった2000年と現在の妊産婦死亡の生涯リスクを比べると、1.38倍もの差があり、妊産婦死亡の生涯リスクがいかに減少したかが見えてきます。

また、妊産婦死亡の生涯リスクではなく妊産婦死亡者数であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　タイの妊産婦死亡者数

タイの妊産婦死亡の生涯リスクは低い？高い？日本と比較

タイの妊産婦死亡の生涯リスクは、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

タイとイランとフランスの妊産婦死亡の生涯リスクを比較

まずは、タイと人口数が世界で最も近いイランとフランスの妊産婦死亡の生涯リスクを比較してみます。

タイと人口数の近いイランとフランスの妊産婦死亡の生涯リスクを比較した一覧表

国名	総人口	妊産婦死亡の生涯リスク
イラン	81,800,269人	0.04%
タイ	69,428,524人	0.05%
フランス	66,965,912人	0.01%

上記の妊産婦死亡の生涯リスクの比較表をみてみると、

• タイは、イランよりも妊産婦死亡の生涯リスクの数値が約0多く、1.38倍高い
• タイは、フランスよりも妊産婦死亡の生涯リスクの数値が約0も多く、3.78倍も高い

という結果となっています。

特に、タイとフランスは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、妊産婦死亡の生涯リスクには圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

タイと日本の妊産婦死亡の生涯リスクを比較

続いて、タイの妊産婦死亡の生涯リスクを、アメリカと中国と日本と比較してみます。

タイの妊産婦死亡の生涯リスクをアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	妊産婦死亡の生涯リスク
中国	1,392,730,000人	0.05%
アメリカ	326,687,501人	0.03%
日本	126,529,100人	0.01%
タイ	69,428,524人	0.05%

上記のグラフより、タイの妊産婦死亡の生涯リスクが最も高いということが分かります。

特に、日本と比較すると8.8倍も妊産婦死亡の生涯リスクが多く、アメリカと比べると1.6倍、中国と比べると1.1倍の差があることが分かります。

タイをもっと他国と比較する

タイのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の妊産婦死亡の生涯リスクランキングでタイは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

タイは世界の妊産婦死亡の生涯リスクランキング(高い順)で119位

まずは、タイの妊産婦死亡の生涯リスクを世界で見たときに何番目に高いのかを世界妊産婦死亡の生涯リスクランキング表を用いて、みていきます。

世界の妊産婦死亡の生涯リスクランキング表：タイは119位

順位	国名	妊産婦死亡の生涯リスク (%)
115	ブルネイ・ダルサラーム	0.06
116	グレナダ	0.06
117	アゼルバイジャン	0.06
118	キューバ	0.06
119	タイ	0.05
120	グルジア	0.05
121	コスタリカ	0.05
122	アルメニア	0.05
123	中華人民共和国	0.05
124	サウジアラビア	0.04

→ 世界の妊産婦死亡の生涯リスクランキングをもっと見る

こちらの世界の妊産婦死亡の生涯リスクが高いランキング表では、統計が取れる184カ国の中で、タイは119位と、世界の中でも妊産婦死亡の生涯リスクが比較的低い国ということが分かります。

以下は妊産婦死亡の生涯リスクの世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

妊産婦死亡の生涯リスクの世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の妊産婦死亡の生涯リスクが高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の妊産婦死亡の生涯リスクが高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とタイの妊産婦死亡の生涯リスクを比べる

また、この世界妊産婦死亡の生涯リスクランキングの平均値、中央値とタイの比較グラフは以下となっています。

タイの妊産婦死亡の生涯リスクを世界の中央値(0)と平均値(1)と比較した一覧表

国名	妊産婦死亡の生涯リスク
タイ	0.05%
平均値	1%
中央値	0%

こちらの表より、タイの妊産婦死亡の生涯リスクは平均より1%低いという結果が見えてきます。

また、中央値の0と比較してみると、タイの妊産婦死亡の生涯リスクは中央値より半分以上低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	タイの妊産婦死亡の生涯リスクデータ
単位	(%)
期間	2000～2017年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - WHO, UNICEF, UNFPA, World Bank Group, and the United Nations Population Division. Trends in Maternal Mortality: 2000 to 2017. Geneva, World Health Organization, 2019

※データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

また、タイの統計情報は、こちらのページで275種類以上の全一覧が見られます。
　→　タイの統計情報TOPページ

あなたの統計考察コメント

統計「タイの妊産婦死亡の生涯リスク(推移と比較グラフ)」について、あなたの考察やコメントを残そう！