シンガポールの結核罹患率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
シンガポールの最新の結核罹患率は、51(10万人当たり)です。
国名 | 結核罹患率 |
---|---|
シンガポール | 51(10万人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2024年3月26日確認)
2023年・2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のシンガポールの結核罹患率の「51(10万人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
シンガポールの結核罹患率の2000~2022年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、2000~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のシンガポールの統計と結核罹患率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、シンガポールの結核罹患率の世界順位の変遷です。
過去の2000年から2022年までのシンガポールの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
シンガポールは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
シンガポールの結核罹患率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したシンガポールの結核罹患率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※シンガポールの結核罹患率の推移(2000~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:結核罹患率
また、下記は2000~2022年までのシンガポールの結核罹患率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
結核罹患率(10万人当たり) | 49.00 | 43.00 | 42.00 | 44.00 | 39.00 | 37.00 | 35.00 | 34.00 | 38.00 | 35.00 | 35.00 | 36.00 | 49.00 | 46.00 | 45.00 | 45.00 | 50.00 | 47.00 | 47.00 | 41.00 | 46.00 | 48.00 | 51.00 |
前回比(差引値) | - | -6 | -1 | 2 | -5 | -2 | -2 | -1 | 4 | -3 | 0 | 1 | 13 | -3 | -1 | 0 | 5 | -3 | 0 | -6 | 5 | 2 | 3 |
前回比(%) | - | 87.76 | 97.67 | 104.76 | 88.64 | 94.87 | 94.59 | 97.14 | 111.76 | 92.11 | 100 | 102.86 | 136.11 | 93.88 | 97.83 | 100 | 111.11 | 94 | 100 | 87.23 | 112.2 | 104.35 | 106.25 |
上記のシンガポールの結核罹患率の推移グラフを見てみると、最新である2022年の結核罹患率が最も高いことが分かります。
また、前回の2021年よりも3(10万人当たり)多くなっており、結核罹患率は上昇傾向にあると言えます。
特に、最も低い2007年の「34(10万人当たり)」と現在の結核罹患率「51(10万人当たり)」を比べると、1.5倍もの差があり、結核罹患率がいかに上昇したかが見えてきます。
また、結核罹患率ではなく結核症例検出率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ シンガポールの結核症例検出率
シンガポールの結核罹患率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか?
まずは、シンガポールと人口数が世界で最も近いデンマークと中央アフリカ共和国の結核罹患率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 結核罹患率 |
---|---|---|
デンマーク | 5,903,037人 | 4(10万人当たり) |
シンガポール | 5,637,022人 | 51(10万人当たり) |
中央アフリカ共和国 | 5,579,144人 | 540(10万人当たり) |
上記の結核罹患率の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、シンガポールとデンマークは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、結核罹患率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、シンガポールの結核罹患率を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 結核罹患率 |
---|---|---|
中国 | 1,412,175,000人 | 52(10万人当たり) |
アメリカ | 333,287,557人 | 2.6(10万人当たり) |
日本 | 125,124,989人 | 9.5(10万人当たり) |
シンガポール | 5,637,022人 | 51(10万人当たり) |
上記のグラフより、シンガポールの結核罹患率は日本よりは高いが、中国よりは低いということが分かります。
特に、アメリカと比較すると19.6倍も結核罹患率が高いということが分かります。
また、日本の結核罹患率と比較するとシンガポールの0.2倍程であるということも見えてきます。
シンガポールのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の結核罹患率ランキングでシンガポールは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、シンガポールの結核罹患率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界結核罹患率ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 結核罹患率 (10万人当たり) |
---|---|---|
85 | ベナン | 52 |
85 | 中華人民共和国 | 52 |
85 | ルーマニア | 52 |
88 | アルジェリア | 51 |
88 | シンガポール | 51 |
90 | エルサルバドル | 50 |
91 | ブラジル | 49 |
91 | 香港 | 49 |
91 | マカオ | 49 |
91 | マリ共和国 | 49 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の結核罹患率が高いランキング表では、統計が取れる208カ国の中で、シンガポールは88位と、世界の中でも結核罹患率が標準的な国ということが分かります。
以下は結核罹患率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の結核罹患率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の結核罹患率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界結核罹患率ランキングの平均値、中央値とシンガポールの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 結核罹患率 |
---|---|
シンガポール | 51(10万人当たり) |
平均値 | 100(10万人当たり) |
中央値 | 41(10万人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、シンガポールの結核罹患率は平均より49(10万人当たり)低いという結果が見えてきます。
また、中央値の41と比較してみると、シンガポールの結核罹患率「51(10万人当たり)」は中央値より結核罹患率が少し高い(1.24倍)ということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | シンガポールの結核罹患率データ |
単位 | (10万人当たり) |
期間 | 2000~2022年 |
更新日時 | 2023-12-20T03:06:55+0900 |
確認日時 | 2024-03-26T03:04:47+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - World Health Organization, Global Tuberculosis Report. |
その他にも、グラフで見るシンガポールの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、シンガポールの統計情報は、こちらのページで257種類以上の全一覧が見られます。
→ シンガポールの統計情報TOPページ
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