フィリピンの結核罹患率(推移と比較グラフ)

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フィリピンの結核罹患率(推移と比較グラフ)
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フィリピンの結核罹患率の推移と他国との比較

フィリピンの結核罹患率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

結核罹患率とは?結核罹患率とは、ある年に発生した新規および再発結核患者の推定数を人口10万人当たりの割合で表したものです。結核のすべての形態が含まれており、HIV感染者の症例も含まれています。すべての年の推計値は、新しい情報が入手できるようになったり、技術が洗練されたりすると再計算されるため、以前に発表されたものとは異なる場合があります。

2024年に分かる最新のフィリピンの結核罹患率

フィリピンの最新の結核罹患率は、638(10万人当たり)です。

フィリピンの最新(2022年)の結核罹患率
国名結核罹患率
フィリピン638(10万人当たり)

※Source:worldbank.org 詳細
2022年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2024年4月20日確認)
2023年・2024年の統計データは発表され次第即時反映

フィリピンの結核罹患率推移グラフ(2000年~現在)

では、現在のフィリピンの結核罹患率の「638(10万人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?

フィリピンの結核罹患率の2000~2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2000~2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

別の統計と比較を選択すると、270以上のフィリピンの統計と結核罹患率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

フィリピンの結核罹患率の世界順位の変遷(全履歴)

下記のバーチャートレースは、フィリピンの結核罹患率の世界順位の変遷です。

過去の2000年から2022年までのフィリピンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

※グラフの見方
フィリピンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

フィリピンの結核罹患率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

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グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したフィリピンの結核罹患率グラフの全体図です。

フィリピンの結核罹患率推移グラフ(2000~2022年)

※Source:worldbank.org 詳細

※フィリピンの結核罹患率の推移(2000~2022年)データの無料ダウンロードはこちらから↓

(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:結核罹患率

また、下記は2000~2022年までのフィリピンの結核罹患率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るフィリピンの結核罹患率の推移(2000~2022年) →横スクロールできます。
20002001200220032004200520062007200820092010201120122013201420152016201720182019202020212022
結核罹患率(10万人当たり)590.00579.00569.00559.00549.00539.00530.00520.00524.00528.00531.00535.00539.00543.00546.00550.00554.00554.00554.00554.00533.00596.00638.00
前回比(差引値)--11-10-10-10-10-9-10443444344000-216342
前回比(%)-98.1498.2798.2498.2198.1898.3398.11100.77100.76100.57100.75100.75100.74100.55100.73100.7310010010096.21111.82107.05

上記のフィリピンの結核罹患率の推移グラフを見てみると、最新である2022年の結核罹患率が最も高いことが分かります。

また、前回の2021年よりも42(10万人当たり)多くなっており、結核罹患率は上昇傾向にあると言えます。

特に、最も低い2007年の「520(10万人当たり)」と現在の結核罹患率「638(10万人当たり)」を比べると、1.23倍もの差があり、結核罹患率がいかに上昇したかが見えてきます。

また、結核罹患率ではなく結核症例検出率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ フィリピンの結核症例検出率

フィリピンの結核罹患率は低い?高い?日本と比較

フィリピンの結核罹患率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか?

フィリピンとエチオピアとエジプトの結核罹患率を比較

まずは、フィリピンと人口数が世界で最も近いエチオピアエジプトの結核罹患率を比較してみます。

フィリピンとエチオピアとエジプトの結核罹患率比較グラフ

※Source:worldbank.org 詳細

フィリピンと人口数の近いエチオピアとエジプトの結核罹患率を比較した一覧表
国名総人口結核罹患率
エチオピア123,379,924人126(10万人当たり)
フィリピン115,559,009人638(10万人当たり)
エジプト110,990,103人9.8(10万人当たり)

上記の結核罹患率の比較表をみてみると、

という結果となっています。

特に、フィリピンとエジプトは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、結核罹患率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

フィリピンと日本の結核罹患率を比較

続いて、フィリピンの結核罹患率を、アメリカ中国日本と比較してみます。

フィリピンの結核罹患率をアメリカと中国と日本と比較した棒グラフ

※Source:worldbank.org 詳細

フィリピンの結核罹患率をアメリカと中国と日本と比較した一覧表
国名総人口結核罹患率
中国1,412,175,000人52(10万人当たり)
アメリカ333,287,557人2.6(10万人当たり)
日本125,124,989人9.5(10万人当たり)
フィリピン115,559,009人638(10万人当たり)

上記のグラフより、フィリピンの結核罹患率が最も高いということが分かります。

特に、アメリカと比較すると245.4倍も結核罹患率が多く、日本と比べると67.2倍、中国と比べると12.3倍の差があることが分かります。

フィリピンをもっと他国と比較する

フィリピンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

フィリピンの結核罹患率は世界で何番目?

世界の結核罹患率ランキングでフィリピンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

フィリピンは世界の結核罹患率ランキング(高い順)で2位

まずは、フィリピンの結核罹患率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界結核罹患率ランキング表を用いて、みていきます。

世界の結核罹患率ランキング表:フィリピンは2位
順位国名結核罹患率
(10万人当たり)
2フィリピン638
3中央アフリカ共和国540
4朝鮮民主主義人民共和国513
5ガボン509
6東ティモール498
7マーシャル諸島483
8ミャンマー475
9南アフリカ共和国468
10モンゴル452
11ナミビア450

※Source:worldbank.org 詳細

世界の結核罹患率ランキングをもっと見る

こちらの世界の結核罹患率が高いランキング表では、統計が取れる208カ国の中で、フィリピンは2位と、上位5カ国にランクインしており、世界の中でも結核罹患率が非常に高い国ということが分かります。

以下は結核罹患率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

結核罹患率の世界ランキングTOP10

さらに詳しい世界の結核罹患率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の結核罹患率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とフィリピンの結核罹患率を比べる

また、この世界結核罹患率ランキングの平均値、中央値とフィリピンの比較グラフは以下となっています。

フィリピンの結核罹患率と世界の平均値と中央値との比較グラフ

※Source:worldbank.org 詳細

フィリピンの結核罹患率を世界の中央値(41)と平均値(100)と比較した一覧表
国名結核罹患率
フィリピン638(10万人当たり)
平均値100(10万人当たり)
中央値41(10万人当たり)

※Source:worldbank.org 詳細

こちらの表より、フィリピンの結核罹患率は平均より6.36倍高いという結果が見えてきます。

また、中央値の41と比較してみると、フィリピンの結核罹患率「638(10万人当たり)」は中央値よりも15.56倍も結核罹患率が高いということも見えてきます。

当ページのライセンス情報・データセット
項目内容
名称フィリピンの結核罹患率データ
単位(10万人当たり)
期間2000~2022年
更新日時2023-12-20T03:06:55+0900
確認日時2024-04-20T03:04:45+0900
※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンスCC BY 4.0
ソース元worldbank.org - World Health Organization, Global Tuberculosis Report.

データ・画像の利用・引用・ライセンス(著作権)について

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また、フィリピンの統計情報は、こちらのページで276種類以上の全一覧が見られます。
 → フィリピンの統計情報TOPページ

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フィリピンの結核罹患率に関するよくある質問

フィリピンの結核罹患率の最新のデータはいくつですか?2024年に分かる最新のフィリピンの結核罹患率は、638(10万人当たり)です。このデータは、2022年のworldbank.org調査によるもので、単位は(10万人当たり)です。詳細を確認する。
フィリピンの結核罹患率は前回より何%増加しましたか?前回(2021年)より、7.05%増加しています。また、前回の結核罹患率は596.00(10万人当たり)です。2000~2022年までの推移グラフを表示。
フィリピンの結核罹患率が最も高かった年はいつですか?2022年が最も高い年です。(638.00(10万人当たり))
※データが確認できる2000~2022年の期間において
フィリピンの結核罹患率が最も低かった年はいつですか?2007年が最も低かった年です。(520.00(10万人当たり))
※データが確認できる2000~2022年の期間において
フィリピンの結核罹患率は日本と比較すると何倍ですか?フィリピンの結核罹患率は日本の67.16倍です。グラフを表示する。
フィリピンの結核罹患率は世界ランキングでは何位ですか?世界2位です。結核罹患率の世界ランキング表を確認する。
フィリピンと結核罹患率が似ている国はどこですか?レソトの661(10万人当たり)、中央アフリカ共和国の540(10万人当たり)がとても近い国として挙げられます。
フィリピンの結核罹患率を世界の平均値と比較すると何倍ですか?世界平均より6.36倍高いです。詳細を確認する。
フィリピンの結核罹患率は世界の中央値より高いですか?世界の中央値より15.56倍高いです。