グレナダの結核症例検出率(推移と比較グラフ)

グレナダの結核症例検出率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

結核症例検出率とは？

結核症例検出率（全形態）は、ある年にWHOに通知された新規および再発結核症例数を、同年の結核症例数のWHOの推定値で割ったものであり、百分率で表されています。すべての年の推計値は、新しい情報が入手できるようになったり、技術が洗練されたりすると再計算されるため、以前に発表されたものとは異なる場合があります。

2024年に分かる最新のグレナダの結核症例検出率

グレナダの最新の結核症例検出率は、25%です。

グレナダの最新(2022年)の結核症例検出率

国名	結核症例検出率
グレナダ	25%

グレナダの結核症例検出率推移グラフ(2002年～現在)

では、現在のグレナダの結核症例検出率の「25%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

グレナダの結核症例検出率の2002～2022年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2002～2022年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のグレナダの統計と結核症例検出率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

グレナダの結核症例検出率の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、グレナダの結核症例検出率の世界順位の変遷です。

過去の2002年から2022年までのグレナダの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
グレナダは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

グレナダの結核症例検出率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したグレナダの結核症例検出率グラフの全体図です。

また、下記は2002～2022年までのグレナダの結核症例検出率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るグレナダの結核症例検出率の推移(2002～2022年) →横スクロールできます。

年	2002	2003	2004	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
結核症例検出率(%)	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	87.00	27.00	51.00	25.00
前回比(差引値)	-	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	-60	24	-26
前回比(%)	-	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	100	31.03	188.89	49.02

上記のグレナダの結核症例検出率の推移グラフを見てみると、最新である2022年の結核症例検出率が最も低いことが分かります。

また、前回の2021年よりも26%少なくなっており、結核症例検出率は下がりつつあると言えます。

特に、最も結核症例検出率が多かった2002年と現在の結核症例検出率を比べると、3.48倍もの差があり、結核症例検出率がいかに減少したかが見えてきます。

また、結核症例検出率ではなく結核治療成功率であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　グレナダの結核治療成功率

グレナダの結核症例検出率は低い？高い？日本と比較

グレナダの結核症例検出率は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか？

グレナダとキリバスとセーシェルの結核症例検出率を比較

まずは、グレナダと人口数が世界で最も近いキリバスとセーシェルの結核症例検出率を比較してみます。

グレナダと人口数の近いキリバスとセーシェルの結核症例検出率を比較した一覧表

国名	総人口	結核症例検出率
キリバス	131,232人	64%
グレナダ	125,438人	25%
セーシェル	119,878人	87%

上記の結核症例検出率の比較表をみてみると、

• キリバスは、グレナダよりも結核症例検出率の数値が約39も多く、2.56倍も高い
• セーシェルは、グレナダよりも結核症例検出率の数値が約62も多く、3.48倍も高い

という結果となっています。

特に、セーシェルとグレナダは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、結核症例検出率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

グレナダと日本の結核症例検出率を比較

続いて、グレナダの結核症例検出率を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

グレナダの結核症例検出率をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	結核症例検出率
中国	1,412,175,000人	67%
アメリカ	333,287,557人	87%
日本	125,124,989人	87%
グレナダ	125,438人	25%

上記のグラフより、グレナダの結核症例検出率はアメリカ・日本・中国よりも低いということが分かります。

特に、アメリカと比較すると3.5倍も結核症例検出率が少なく日本と比べても3.5倍もの差があることが分かります。

グレナダをもっと他国と比較する

グレナダのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の結核症例検出率ランキングでグレナダは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

グレナダは世界の結核症例検出率ランキング(高い順)で197位

まずは、グレナダの結核症例検出率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界結核症例検出率ランキング表を用いて、みていきます。

世界の結核症例検出率ランキング表：グレナダは197位

順位	国名	結核症例検出率 (%)
189	ミャンマー	46
190	ボツワナ	44
191	リベリア	43
191	セントビンセント・グレナディーン	43
191	ソマリア	43
194	ギニアビサウ	39
195	ガーナ	37
195	レソト	37
197	グレナダ	25
198	モンゴル	18

→ 世界の結核症例検出率ランキングをもっと見る

こちらの世界の結核症例検出率が高いランキング表では、統計が取れる198カ国の中で、グレナダは197位と、下位10カ国以内に入っており、世界の中でも結核症例検出率がとても低い国ということが分かります。

以下は結核症例検出率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

結核症例検出率の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の結核症例検出率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の結核症例検出率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とグレナダの結核症例検出率を比べる

また、この世界結核症例検出率ランキングの平均値、中央値とグレナダの比較グラフは以下となっています。

グレナダの結核症例検出率を世界の中央値(80)と平均値(76)と比較した一覧表

国名	結核症例検出率
グレナダ	25%
平均値	76%
中央値	80%

こちらの表より、グレナダの結核症例検出率は平均より51%低いという結果が見えてきます。

また、中央値の80と比較してみると、グレナダの結核症例検出率は中央値より半分以上低いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	グレナダの結核症例検出率データ
単位	(%)
期間	2002～2022年
更新日時	2023-12-20T03:06:54+0900
確認日時	2024-04-20T03:04:45+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - World Health Organization, Global Tuberculosis Report.

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また、グレナダの統計情報は、こちらのページで185種類以上の全一覧が見られます。
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