赤道ギニアの乳児の死亡率をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
赤道ギニアの乳児の死亡率は、57.2(1,000人当たり)です。(2021年調査)
国名 | 乳児の死亡率 |
---|---|
赤道ギニア | 57.2(1,000人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
2021年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2023年12月31日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在の赤道ギニアの乳児の死亡率の「57.2(1,000人当たり)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
赤道ギニアの乳児の死亡率の1982~2021年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1982~2021年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上の赤道ギニアの統計と乳児の死亡率とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、赤道ギニアの乳児の死亡率の世界順位の変遷です。
過去の1982年から2021年までの赤道ギニアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
赤道ギニアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
赤道ギニアの乳児の死亡率が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載した赤道ギニアの乳児の死亡率グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※赤道ギニアの乳児の死亡率の推移(1982~2021年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:乳児の死亡率
また、下記は1982~2021年までの赤道ギニアの乳児の死亡率の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
乳児の死亡率(1,000人当たり) | 133.20 | 130.70 | 128.30 | 126.30 | 124.60 | 123.30 | 122.20 | 121.30 | 120.40 | 119.70 | 118.90 | 118.10 | 117.40 | 116.50 | 115.40 | 114.00 | 112.10 | 110.00 | 107.40 | 104.80 | 102.10 | 99.40 | 96.50 | 93.70 | 90.80 | 87.80 | 84.90 | 82.00 | 79.40 | 77.00 | 74.70 | 72.40 | 70.30 | 68.10 | 66.10 | 64.10 | 62.20 | 60.00 | 58.30 | 57.20 |
前回比(差引値) | - | -2.5 | -2.4 | -2 | -1.7 | -1.3 | -1.1 | -0.9 | -0.9 | -0.7 | -0.8 | -0.8 | -0.7 | -0.9 | -1.1 | -1.4 | -1.9 | -2.1 | -2.6 | -2.6 | -2.7 | -2.7 | -2.9 | -2.8 | -2.9 | -3 | -2.9 | -2.9 | -2.6 | -2.4 | -2.3 | -2.3 | -2.1 | -2.2 | -2 | -2 | -1.9 | -2.2 | -1.7 | -1.1 |
前回比(%) | - | 98.12 | 98.16 | 98.44 | 98.65 | 98.96 | 99.11 | 99.26 | 99.26 | 99.42 | 99.33 | 99.33 | 99.41 | 99.23 | 99.06 | 98.79 | 98.33 | 98.13 | 97.64 | 97.58 | 97.42 | 97.36 | 97.08 | 97.1 | 96.91 | 96.7 | 96.7 | 96.58 | 96.83 | 96.98 | 97.01 | 96.92 | 97.1 | 96.87 | 97.06 | 96.97 | 97.04 | 96.46 | 97.17 | 98.11 |
上記の赤道ギニアの乳児の死亡率の推移グラフを見てみると、最新である2021年の乳児の死亡率が最も低いことが分かります。
また、前回の2020年よりも1.1(1,000人当たり)少なくなっており、乳児の死亡率は下がりつつあると言えます。
特に、最も乳児の死亡率が多かった1982年と現在の乳児の死亡率を比べると、2.33倍もの差があり、乳児の死亡率がいかに減少したかが見えてきます。
また、乳児の死亡率ではなく避妊を実践している女性割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ 赤道ギニアの避妊を実践している女性割合
赤道ギニアの乳児の死亡率は、どれくらい高い、あるいは低いのでしょうか?
まずは、赤道ギニアと人口数が世界で最も近いラトビアとトリニダード・トバゴの乳児の死亡率を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 乳児の死亡率 |
---|---|---|
ラトビア | 1,884,490人 | 3.2(1,000人当たり) |
赤道ギニア | 1,634,466人 | 57.2(1,000人当たり) |
トリニダード・トバゴ | 1,525,663人 | 14.6(1,000人当たり) |
上記の乳児の死亡率の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、赤道ギニアとラトビアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、乳児の死亡率には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、赤道ギニアの乳児の死亡率を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 乳児の死亡率 |
---|---|---|
中国 | 1,412,360,000人 | 5.1(1,000人当たり) |
アメリカ | 332,031,554人 | 5.4(1,000人当たり) |
日本 | 125,681,593人 | 1.7(1,000人当たり) |
赤道ギニア | 1,634,466人 | 57.2(1,000人当たり) |
上記のグラフより、赤道ギニアの乳児の死亡率が最も高いということが分かります。
特に、日本と比較すると33.6倍も乳児の死亡率が多く、中国と比べると11.2倍、アメリカと比べると10.6倍の差があることが分かります。
赤道ギニアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の乳児の死亡率ランキングで赤道ギニアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、赤道ギニアの乳児の死亡率を世界で見たときに何番目に高いのかを世界乳児の死亡率ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 乳児の死亡率 (1,000人当たり) |
---|---|---|
6 | 南スーダン | 63.8 |
8 | コンゴ民主共和国 | 62.4 |
9 | マリ共和国 | 61.6 |
10 | ニジェール | 59.5 |
11 | 赤道ギニア | 57.2 |
12 | レソト | 57 |
13 | リベリア | 56.7 |
14 | コートジボワール | 55.9 |
15 | ベナン | 55.2 |
16 | パキスタン | 52.8 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界の乳児の死亡率が高いランキング表では、統計が取れる195カ国の中で、赤道ギニアは11位と、上位20カ国にランクインしており、世界の中でも乳児の死亡率が高い国ということが分かります。
以下は乳児の死亡率の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の乳児の死亡率が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の乳児の死亡率が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界乳児の死亡率ランキングの平均値、中央値と赤道ギニアの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 乳児の死亡率 |
---|---|
赤道ギニア | 57.2(1,000人当たり) |
平均値 | 20(1,000人当たり) |
中央値 | 13(1,000人当たり) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、赤道ギニアの乳児の死亡率は平均より2.89倍高いという結果が見えてきます。
また、中央値の13と比較してみると、赤道ギニアの乳児の死亡率「57.2(1,000人当たり)」は中央値よりも4.54倍も乳児の死亡率が高いということも見えてきます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 赤道ギニアの乳児の死亡率データ |
単位 | (1,000人当たり) |
期間 | 1982~2021年 |
更新日時 | 2023-09-19T03:03:17+0900 |
確認日時 | 2023-12-31T03:03:18+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - Estimates developed by the UN Inter-agency Group for Child Mortality Estimation ( UNICEF, WHO, World Bank, UN DESA Population Division ) at childmortality.org. |
その他にも、グラフで見る赤道ギニアの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、赤道ギニアの統計情報は、こちらのページで202種類以上の全一覧が見られます。
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