イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量(推移と比較グラフ)

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

温室効果ガス総排出量とは？

温室効果ガス総排出量とは、短サイクルのバイオマス燃焼（農業廃棄物燃焼やサバンナ燃焼など）を除いたCO2総量から構成されていますが、その他のバイオマス燃焼（森林火災、燃焼後の崩壊、泥炭火災、排水された泥炭地の崩壊など）、すべての人為的なCH4源、N2O源、Fガス（HFCs、PFCs、SF6）を含んだものとなります。また、この統計データの単位はCO2換算されたキロトン(kt)で示されています。

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量はどのくらい？

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は、74.45(kt)です。(1992年調査)

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量(1992年)

国名	温室効果ガス総排出量
イギリス領ヴァージン諸島	74.45(kt)

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量推移グラフ(1970年～現在)

では、現在のイギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の「74.45(kt)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の1970～1992年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1970～1992年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のイギリス領ヴァージン諸島の統計と温室効果ガス総排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の世界順位の変遷です。

過去の1970年から1992年までのイギリス領ヴァージン諸島の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
イギリス領ヴァージン諸島は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したイギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量グラフの全体図です。

また、下記は1970～1992年までのイギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るイギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の推移(1970～1992年) →横スクロールできます。

年	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1988	1989	1990	1991	1992
温室効果ガス総排出量(kt)	31.90	29.65	35.93	37.79	35.50	40.47	36.73	39.77	37.56	37.39	37.86	77.80	78.98	93.72	86.19	68.47	68.77	72.24	75.15	72.92	71.62	74.45
前回比(差引値)	-	-2.25	6.29	1.85	-2.29	4.97	-3.74	3.04	-2.21	-0.17	0.47	39.94	1.18	14.74	-7.53	-17.72	0.29	3.47	2.91	-2.23	-1.3	2.83
前回比(%)	-	92.94	121.2	105.15	93.94	114	90.76	108.27	94.44	99.56	101.25	205.5	101.52	118.67	91.97	79.45	100.42	105.05	104.03	97.03	98.22	103.95

上記のイギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量の推移グラフを見てみると、1983年の温室効果ガス総排出量が最も多く、統計で分かる最新の1992年はそれよりも少いことが見えてきます。

ただし、前回の1991年の数値「71.620494(kt)」よりは多いため、今後も温室効果ガス総排出量が再び上昇する可能性は高いです。

また、温室効果ガス総排出量ではなく1人当たりのCO2排出量であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　イギリス領ヴァージン諸島の1人当たりのCO2排出量

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は少い？多い？日本と比較

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか？

イギリス領ヴァージン諸島とジブラルタルとツバルの温室効果ガス総排出量を比較

まずは、イギリス領ヴァージン諸島と人口数が世界で最も近いジブラルタルとツバルの温室効果ガス総排出量を比較してみます。

イギリス領ヴァージン諸島と人口数の近いジブラルタルとツバルの温室効果ガス総排出量を比較した一覧表

国名	総人口	温室効果ガス総排出量
ジブラルタル	33,718人	257.86(kt)
イギリス領ヴァージン諸島	29,802人	74.45(kt)
ツバル	11,508人	4.49(kt)

上記の温室効果ガス総排出量の比較表をみてみると、

• ジブラルタルは、イギリス領ヴァージン諸島よりも温室効果ガス総排出量の数値が約183も多く、3.46倍も高い
• イギリス領ヴァージン諸島は、ツバルよりも温室効果ガス総排出量の数値が約70も多く、16.59倍も高い

という結果となっています。

特に、イギリス領ヴァージン諸島とツバルは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、温室効果ガス総排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

イギリス領ヴァージン諸島と日本の温室効果ガス総排出量を比較

続いて、イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	温室効果ガス総排出量
中国	1,392,730,000人	4,172,493(kt)
アメリカ	326,687,501人	6,137,498(kt)
日本	126,529,100人	1,330,643(kt)
イギリス領ヴァージン諸島	29,802人	74.45(kt)

上記のグラフより、イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量はアメリカ・中国・日本よりも少いということが分かります。

特に、アメリカと比較すると82440.7倍も温室効果ガス総排出量が少なく中国と比べても56046.1倍もの差があることが分かります。

イギリス領ヴァージン諸島をもっと他国と比較する

イギリス領ヴァージン諸島のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界の温室効果ガス総排出量ランキングでイギリス領ヴァージン諸島は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

イギリス領ヴァージン諸島は世界の温室効果ガス総排出量ランキング(多い順)で177位

まずは、イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界温室効果ガス総排出量ランキング表を用いて、みていきます。

世界の温室効果ガス総排出量ランキング表：イギリス領ヴァージン諸島は177位

順位	国名	温室効果ガス総排出量 (kt)
173	トンガ	142.69
174	セントビンセント・グレナディーン	138.55
175	ドミニカ国	130.02
176	サントメ・プリンシペ	101.31
177	イギリス領ヴァージン諸島	74.45
178	グアム	62.97
179	ミクロネシア連邦	49.43
180	アメリカ領ヴァージン諸島	46.31
181	キリバス	40.96
182	アメリカ領サモア	21.51

→ 世界の温室効果ガス総排出量ランキングをもっと見る

こちらの世界の温室効果ガス総排出量が多いランキング表では、統計が取れる185カ国の中で、イギリス領ヴァージン諸島は177位と、下位10カ国以内に入っており、世界の中でも温室効果ガス総排出量がとても少い国ということが分かります。

以下は温室効果ガス総排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

温室効果ガス総排出量の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界の温室効果ガス総排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界の温室効果ガス総排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とイギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量を比べる

また、この世界温室効果ガス総排出量ランキングの平均値、中央値とイギリス領ヴァージン諸島の比較グラフは以下となっています。

イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量を世界の中央値(29,574)と平均値(208,099)と比較した一覧表

国名	温室効果ガス総排出量
イギリス領ヴァージン諸島	74.45(kt)
平均値	208,099(kt)
中央値	29,574(kt)

こちらの表より、イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は平均より208,025(kt)少いという結果が見えてきます。

また、中央値の29,574と比較してみると、イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量は中央値より半分以上少いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	イギリス領ヴァージン諸島の温室効果ガス総排出量データ
単位	(kt)
期間	1970～1992年
更新日時	2021-03-20T10:55:04+0900
確認日時	2021-03-20T10:55:04+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY 4.0
ソース元	worldbank.org - European Commission, Joint Research Centre ( JRC )/Netherlands Environmental Assessment Agency ( PBL ). Emission Database for Global Atmospheric Research ( EDGAR ), EDGARv4.2 FT2012: edgar.jrc.ec.europa.eu

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また、イギリス領ヴァージン諸島の統計情報は、こちらのページで76種類以上の全一覧が見られます。
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