スリランカのCO2排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
スリランカのCO2排出量は、23,780(kt)です。(2019年調査)
国名 | CO2排出量 |
---|---|
スリランカ | 23,780(kt) |
※Source:worldbank.org 詳細
2019年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2022年9月30日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のスリランカのCO2排出量の「23,780(kt)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
スリランカのCO2排出量の1960~2019年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1960~2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のスリランカの統計とCO2排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、スリランカのCO2排出量の世界順位の変遷です。
過去の1960年から2019年までのスリランカの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
スリランカは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
スリランカのCO2排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したスリランカのCO2排出量グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※スリランカのCO2排出量の推移(1960~2019年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:CO2排出量
また、下記は1960~2019年までのスリランカのCO2排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1960 | 1961 | 1962 | 1963 | 1964 | 1965 | 1966 | 1967 | 1968 | 1969 | 1970 | 1971 | 1972 | 1973 | 1974 | 1975 | 1976 | 1977 | 1978 | 1979 | 1980 | 1981 | 1982 | 1983 | 1984 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1989 | 1990 | 1991 | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CO2排出量(kt) | 2,258.87 | 2,335.88 | 2,563.23 | 2,533.90 | 2,273.54 | 2,658.58 | 2,662.24 | 2,948.27 | 3,241.63 | 4,319.73 | 3,597.33 | 3,197.62 | 3,542.32 | 3,689.00 | 2,933.60 | 2,896.93 | 2,805.26 | 2,918.93 | 3,450.65 | 3,828.35 | 3,410.31 | 4,033.70 | 4,499.41 | 4,884.44 | 3,883.35 | 3,956.69 | 3,703.67 | 4,074.04 | 3,490.98 | 3,483.65 | 3,868.69 | 4,176.71 | 5,185.14 | 5,042.13 | 5,526.17 | 5,903.87 | 7,062.64 | 7,616.36 | 7,825.38 | 8,617.45 | 10,238.26 | 10,443.62 | 11,056.01 | 11,078.01 | 12,299.12 | 12,101.10 | 11,976.42 | 12,354.12 | 12,207.44 | 13,175.53 | 13,263.54 | 15,137.38 | 16,061.46 | 14,913.69 | 17,924.30 | 20,113.50 | 21,930.00 | 23,360.00 | 21,690.00 | 23,780.00 |
前年比(差引値) | - | 77.01 | 227.35 | -29.34 | -260.36 | 385.04 | 3.67 | 286.03 | 293.36 | 1,078 | -722.4 | -399.7 | 344.7 | 146.68 | -755.4 | -36.67 | -91.67 | 113.68 | 531.72 | 377.7 | -418.04 | 623.39 | 465.71 | 385.04 | -1,001 | 73.34 | -253.02 | 370.37 | -583.05 | -7.33 | 385.04 | 308.03 | 1,008 | -143.01 | 484.04 | 377.7 | 1,159 | 553.72 | 209.02 | 792.07 | 1,621 | 205.35 | 612.39 | 22 | 1,221 | -198.02 | -124.68 | 377.7 | -146.68 | 968.09 | 88.01 | 1,874 | 924.08 | -1,148 | 3,011 | 2,189 | 1,817 | 1,430 | -1,670 | 2,090 |
前年比(%) | - | 103.41 | 109.73 | 98.86 | 89.73 | 116.94 | 100.14 | 110.74 | 109.95 | 133.26 | 83.28 | 88.89 | 110.78 | 104.14 | 79.52 | 98.75 | 96.84 | 104.05 | 118.22 | 110.95 | 89.08 | 118.28 | 111.55 | 108.56 | 79.5 | 101.89 | 93.61 | 110 | 85.69 | 99.79 | 111.05 | 107.96 | 124.14 | 97.24 | 109.6 | 106.83 | 119.63 | 107.84 | 102.74 | 110.12 | 118.81 | 102.01 | 105.86 | 100.2 | 111.02 | 98.39 | 98.97 | 103.15 | 98.81 | 107.93 | 100.67 | 114.13 | 106.1 | 92.85 | 120.19 | 112.21 | 109.03 | 106.52 | 92.85 | 109.64 |
上記のスリランカのCO2排出量の推移グラフを見てみると、最新である2019年のCO2排出量が最も多いことが分かります。
また、前年の2018年よりも2090.000152588(kt)多くなっており、CO2排出量は上昇傾向にあると言えます。
特に、最も少い1960年の「2258.872(kt)」と現在のCO2排出量「23780.000686646(kt)」を比べると、10.53倍もの差があり、CO2排出量がいかに上昇したかが見えてきます。
また、CO2排出量ではなく1人当たりのエネルギー使用量(石油換算)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ スリランカの1人当たりのエネルギー使用量(石油換算)
スリランカのCO2排出量は、どれくらい多い、あるいは少いのでしょうか?
まずは、スリランカと人口数が世界で最も近いニジェールとブルキナファソのCO2排出量を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | CO2排出量 |
---|---|---|
ニジェール | 23,310,719人 | 2,150(kt) |
スリランカ | 21,803,000人 | 23,780(kt) |
ブルキナファソ | 20,321,383人 | 5,000(kt) |
上記のCO2排出量の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、スリランカとニジェールは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、CO2排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、スリランカのCO2排出量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | CO2排出量 |
---|---|---|
中国 | 1,407,745,000人 | 10,707,220(kt) |
アメリカ | 328,329,953人 | 4,817,720(kt) |
日本 | 126,633,000人 | 1,081,570(kt) |
スリランカ | 21,803,000人 | 23,780(kt) |
上記のグラフより、スリランカのCO2排出量は中国・アメリカ・日本よりも少いということが分かります。
特に、中国と比較すると450.3倍もCO2排出量が少なくアメリカと比べても202.6倍もの差があることが分かります。
スリランカのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界のCO2排出量ランキングでスリランカは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、スリランカのCO2排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界CO2排出量ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | CO2排出量 (kt) |
---|---|---|
76 | キューバ | 2万 |
77 | シリア | 2万 |
78 | アンゴラ | 2万 |
79 | ヨルダン | 2万 |
80 | スリランカ | 2万 |
81 | モンゴル | 2万 |
82 | ボリビア多民族国 | 2万 |
83 | ケニア | 2万 |
84 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 2万 |
85 | スーダン | 2万 |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの世界のCO2排出量が多いランキング表では、統計が取れる190カ国の中で、スリランカは80位と、世界の中でもCO2排出量が標準的な国ということが分かります。
以下はCO2排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界のCO2排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界のCO2排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界CO2排出量ランキングの平均値、中央値とスリランカの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | CO2排出量 |
---|---|
スリランカ | 23,780(kt) |
平均値 | 178,322(kt) |
中央値 | 12,105(kt) |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、スリランカのCO2排出量は平均より154,542(kt)少いという結果が見えてきます。
また、中央値の12,105と比較してみると、スリランカのCO2排出量「23780.000686646(kt)」は中央値よりも1.96倍もCO2排出量が多いということも見えてきます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | スリランカのCO2排出量データ |
単位 | (kt) |
期間 | 1960~2019年 |
更新日時 | 2022-09-30T16:54:06+0900 |
確認日時 | 2022-09-30T16:54:10+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY-NC 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - Carbon Dioxide Information Analysis Center, Environmental Sciences Division, Oak Ridge National Laboratory, Tennessee, United States. |
その他にも、グラフで見るスリランカの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、スリランカの統計情報は、こちらのページで268種類以上の全一覧が見られます。
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