南スーダンのCO2排出量(推移と比較グラフ)

南スーダンのCO2排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

CO2排出量とは？

CO2(二酸化炭素)排出量とは、化石燃料の燃焼とセメントの製造に起因するもので、固形燃料、液体燃料、ガス燃料、ガスフレアリングの消費時に発生する二酸化炭素が含まれます。

南スーダンのCO2排出量はどのくらい？

南スーダンのCO2排出量は、1,700(kt)です。(2019年調査)

南スーダンのCO2排出量(2019年)

国名	CO2排出量
南スーダン	1,700(kt)

南スーダンのCO2排出量推移グラフ(2012年～現在)

では、現在の南スーダンのCO2排出量の「1,700(kt)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

南スーダンのCO2排出量の2012～2019年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、2012～2019年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上の南スーダンの統計とCO2排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

南スーダンのCO2排出量の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、南スーダンのCO2排出量の世界順位の変遷です。

過去の2012年から2019年までの南スーダンの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
南スーダンは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

南スーダンのCO2排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載した南スーダンのCO2排出量グラフの全体図です。

また、下記は2012～2019年までの南スーダンのCO2排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見る南スーダンのCO2排出量の推移(2012～2019年) →横スクロールできます。

年	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
CO2排出量(kt)	1,331.12	1,448.47	1,536.47	1,943.51	1,730.00	1,520.00	1,550.00	1,700.00
前回比(差引値)	-	117.34	88.01	407.04	-213.51	-210	30	150
前回比(%)	-	108.82	106.08	126.49	89.01	87.86	101.97	109.68

上記の南スーダンのCO2排出量の推移グラフを見てみると、2015年のCO2排出量が最も多く、統計で分かる最新の2019年はそれよりも少いことが見えてきます。

ただし、前回の2018年の数値「1549.9999523163(kt)」よりは多いため、今後もCO2排出量が再び上昇する可能性は高いです。

また、CO2排出量ではなく1人当たりのエネルギー使用量(石油換算)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　南スーダンの1人当たりのエネルギー使用量(石油換算)

南スーダンのCO2排出量は少い？多い？日本と比較

南スーダンのCO2排出量は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか？

南スーダンとハイチとドミニカ共和国のCO2排出量を比較

まずは、南スーダンと人口数が世界で最も近いハイチとドミニカ共和国のCO2排出量を比較してみます。

南スーダンと人口数の近いハイチとドミニカ共和国のCO2排出量を比較した一覧表

国名	総人口	CO2排出量
ハイチ	11,263,079人	3,320(kt)
南スーダン	11,062,114人	1,700(kt)
ドミニカ共和国	10,738,957人	27,230(kt)

上記のCO2排出量の比較表をみてみると、

• ハイチは、南スーダンよりもCO2排出量の数値が約1,620も多く、1.95倍も高い
• ドミニカ共和国は、南スーダンよりもCO2排出量の数値が約25,530も多く、16.02倍も高い

という結果となっています。

特に、ドミニカ共和国と南スーダンは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、CO2排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

南スーダンと日本のCO2排出量を比較

続いて、南スーダンのCO2排出量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

南スーダンのCO2排出量をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	CO2排出量
中国	1,407,745,000人	10,707,220(kt)
アメリカ	328,329,953人	4,817,720(kt)
日本	126,633,000人	1,081,570(kt)
南スーダン	11,062,114人	1,700(kt)

上記のグラフより、南スーダンのCO2排出量は中国・アメリカ・日本よりも少いということが分かります。

特に、中国と比較すると6298.4倍もCO2排出量が少なくアメリカと比べても2834倍もの差があることが分かります。

南スーダンをもっと他国と比較する

南スーダンのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界のCO2排出量ランキングで南スーダンは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

南スーダンは世界のCO2排出量ランキング(多い順)で149位

まずは、南スーダンのCO2排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界CO2排出量ランキング表を用いて、みていきます。

世界のCO2排出量ランキング表：南スーダンは149位

順位	国名	CO2排出量 (kt)
145	トーゴ	2,369
146	チャド	2,250
147	ニジェール	2,150
148	モルディブ	2,109
149	南スーダン	1,700
150	マルタ	1,659
151	アイスランド	1,639
152	フィジー	1,629
153	マラウイ	1,450
154	ルワンダ	1,330

→ 世界のCO2排出量ランキングをもっと見る

こちらの世界のCO2排出量が多いランキング表では、統計が取れる190カ国の中で、南スーダンは149位と、下位50カ国以内に入っており、世界の中でもCO2排出量が比較的少い国ということが分かります。

以下はCO2排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

CO2排出量の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界のCO2排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界のCO2排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値と南スーダンのCO2排出量を比べる

また、この世界CO2排出量ランキングの平均値、中央値と南スーダンの比較グラフは以下となっています。

南スーダンのCO2排出量を世界の中央値(12,105)と平均値(178,322)と比較した一覧表

国名	CO2排出量
南スーダン	1,700(kt)
平均値	178,322(kt)
中央値	12,105(kt)

こちらの表より、南スーダンのCO2排出量は平均より176,622(kt)少いという結果が見えてきます。

また、中央値の12,105と比較してみると、南スーダンのCO2排出量は中央値より半分以上少いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	南スーダンのCO2排出量データ
単位	(kt)
期間	2012～2019年
更新日時	2022-09-30T16:54:06+0900
確認日時	2022-09-30T16:54:10+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY-NC 4.0
ソース元	worldbank.org - Carbon Dioxide Information Analysis Center, Environmental Sciences Division, Oak Ridge National Laboratory, Tennessee, United States.

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また、南スーダンの統計情報は、こちらのページで178種類以上の全一覧が見られます。
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