ケイマン諸島のCO2排出量(推移と比較グラフ)

ケイマン諸島のCO2排出量をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。

CO2排出量とは？

CO2(二酸化炭素)排出量とは、化石燃料の燃焼とセメントの製造に起因するもので、固形燃料、液体燃料、ガス燃料、ガスフレアリングの消費時に発生する二酸化炭素が含まれます。

ケイマン諸島のCO2排出量はどのくらい？

ケイマン諸島のCO2排出量は、557.38(kt)です。(2015年調査)

ケイマン諸島のCO2排出量(2015年)

国名	CO2排出量
ケイマン諸島	557.38(kt)

ケイマン諸島のCO2排出量推移グラフ(1960年～現在)

では、現在のケイマン諸島のCO2排出量の「557.38(kt)」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか？

ケイマン諸島のCO2排出量の1960～2015年までの推移をグラフに表してみます。

推移が見えるアニメーショングラフ

※こちらは、1960～2015年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。

※別の統計と比較を選択すると、270以上のケイマン諸島の統計とCO2排出量とを比較することができるので、是非ご活用下さい。

ケイマン諸島のCO2排出量の世界順位の変遷（全履歴）

下記のバーチャートレースは、ケイマン諸島のCO2排出量の世界順位の変遷です。

過去の1960年から2015年までのケイマン諸島の世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。

他の統計のバーチャートレースを見るトラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

※グラフの見方
ケイマン諸島は赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。

ケイマン諸島のCO2排出量が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。

グラフ全体図(静止画)

↓こちらは、最初に掲載したケイマン諸島のCO2排出量グラフの全体図です。

また、下記は1960～2015年までのケイマン諸島のCO2排出量の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能

一覧表で見るケイマン諸島のCO2排出量の推移(1960～2015年) →横スクロールできます。

年	1960	1961	1962	1963	1964	1965	1966	1967	1968	1969	1970	1971	1972	1973	1974	1975	1976	1977	1978	1979	1980	1981	1982	1983	1984	1985	1986	1987	1988	1989	1990	1991	1992	1993	1994	1995	1996	1997	1998	1999	2000	2001	2002	2003	2004	2005	2006	2007	2008	2009	2010	2011	2012	2013	2014	2015
CO2排出量(kt)	11.00	11.00	11.00	11.00	11.00	11.00	18.34	14.67	22.00	44.00	36.67	44.00	55.01	58.67	55.01	55.01	66.01	69.67	91.68	91.68	161.35	154.01	161.35	168.68	183.35	190.68	201.69	216.35	223.69	256.69	249.36	271.36	311.70	333.70	366.70	363.03	385.04	407.04	429.04	429.04	465.71	465.71	484.04	484.04	462.04	473.04	484.04	572.05	583.05	557.38	557.38	586.72	535.38	535.38	546.38	557.38
前年比(差引値)	-	0	0	0	0	0	7.33	-3.67	7.33	22	-7.33	7.33	11	3.67	-3.67	0	11	3.67	22	0	69.67	-7.33	7.33	7.33	14.67	7.33	11	14.67	7.33	33	-7.33	22	40.34	22	33	-3.67	22	22	22	0	36.67	0	18.34	0	-22	11	11	88.01	11	-25.67	0	29.34	-51.34	0	11	11
前年比(%)	-	100	100	100	100	100	166.67	80	150	200	83.33	120	125	106.67	93.75	100	120	105.56	131.58	100	176	95.45	104.76	104.55	108.7	104	105.77	107.27	103.39	114.75	97.14	108.82	114.86	107.06	109.89	99	106.06	105.71	105.41	100	108.55	100	103.94	100	95.45	102.38	102.33	118.18	101.92	95.6	100	105.26	91.25	100	102.05	102.01

上記のケイマン諸島のCO2排出量の推移グラフを見てみると、2011年のCO2排出量が最も多く、統計で分かる最新の2015年はそれよりも少いことが見えてきます。

ただし、前年の2014年の数値「546.383(kt)」よりは多いため、今後もCO2排出量が再び上昇する可能性は高いです。

また、CO2排出量ではなく電気が利用可能な人口の割合であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→　ケイマン諸島の電気が利用可能な人口の割合

ケイマン諸島のCO2排出量は少い？多い？日本と比較

ケイマン諸島のCO2排出量は、どれくらい少い、あるいは多いのでしょうか？

ケイマン諸島とドミニカ国とバミューダ諸島のCO2排出量を比較

まずは、ケイマン諸島と人口数が世界で最も近いドミニカ国とバミューダ諸島のCO2排出量を比較してみます。

ケイマン諸島と人口数の近いドミニカ国とバミューダ諸島のCO2排出量を比較した一覧表

国名	総人口	CO2排出量
ドミニカ国	71,808人	176.02(kt)
ケイマン諸島	64,948人	557.38(kt)
バミューダ諸島	63,911人	557.38(kt)

上記のCO2排出量の比較表をみてみると、

• ケイマン諸島は、ドミニカ国よりもCO2排出量の数値が約381も多く、3.17倍も高い
• ケイマン諸島と、バミューダ諸島のCO2排出量は全く同じデータである

という結果となっています。

特に、ケイマン諸島とドミニカ国は人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、CO2排出量には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。

ケイマン諸島と日本のCO2排出量を比較

続いて、ケイマン諸島のCO2排出量を、アメリカと中国と日本と比較してみます。

ケイマン諸島のCO2排出量をアメリカと中国と日本と比較した一覧表

国名	総人口	CO2排出量
中国	1,407,745,000人	10,145,005(kt)
アメリカ	328,329,953人	5,126,913(kt)
日本	126,633,000人	1,163,803(kt)
ケイマン諸島	64,948人	557.38(kt)

上記のグラフより、ケイマン諸島のCO2排出量は中国・アメリカ・日本よりも少いということが分かります。

特に、中国と比較すると18201.1倍もCO2排出量が少なくアメリカと比べても9198.2倍もの差があることが分かります。

ケイマン諸島をもっと他国と比較する

ケイマン諸島のデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。

国を選択する

※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。

世界のCO2排出量ランキングでケイマン諸島は何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。

ケイマン諸島は世界のCO2排出量ランキング(多い順)で171位

まずは、ケイマン諸島のCO2排出量を世界で見たときに何番目に多いのかを世界CO2排出量ランキング表を用いて、みていきます。

世界のCO2排出量ランキング表：ケイマン諸島は171位

順位	国名	CO2排出量 (kt)
168	フェロー諸島	608.72
169	ベリーズ	579.39
169	ジブラルタル	579.39
171	バミューダ諸島	557.38
171	ケイマン諸島	557.38
173	アンティグア・バーブーダ	546.38
174	ガンビア	524.38
175	グリーンランド	509.71
176	東ティモール	502.38
177	カーボベルデ	495.05

→ 世界のCO2排出量ランキングをもっと見る

こちらの世界のCO2排出量が多いランキング表では、統計が取れる202カ国の中で、ケイマン諸島は171位と、下位50カ国以内に入っており、世界の中でもCO2排出量が比較的少い国ということが分かります。

以下はCO2排出量の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。

CO2排出量の世界ランキングTOP10

他の統計のアニメーショングラフを表示トラクター(農業機械)の台数農地面積国土面積に占める農地の割合耕地耕地の1人当たり密度

さらに詳しい世界のCO2排出量が多いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→　全世界のCO2排出量が多いランキングと過去から現在までの推移グラフ

世界の平均値・中央値とケイマン諸島のCO2排出量を比べる

また、この世界CO2排出量ランキングの平均値、中央値とケイマン諸島の比較グラフは以下となっています。

ケイマン諸島のCO2排出量を世界の中央値(9,149)と平均値(163,862)と比較した一覧表

国名	CO2排出量
ケイマン諸島	557.38(kt)
平均値	163,862(kt)
中央値	9,149(kt)

こちらの表より、ケイマン諸島のCO2排出量は平均より163,305(kt)少いという結果が見えてきます。

また、中央値の9,149と比較してみると、ケイマン諸島のCO2排出量は中央値より半分以上少いということが分かります。

当ページのライセンス情報・データセット

項目	内容
名称	ケイマン諸島のCO2排出量データ
単位	(kt)
期間	1960～2015年
更新日時	2022-09-30T16:54:06+0900
確認日時	2022-09-30T16:54:10+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時
ライセンス	CC BY-NC 4.0
ソース元	worldbank.org - Carbon Dioxide Information Analysis Center, Environmental Sciences Division, Oak Ridge National Laboratory, Tennessee, United States.

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また、ケイマン諸島の統計情報は、こちらのページで104種類以上の全一覧が見られます。
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