オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)をグラフや比較表を用いて分かりやすく説明していきます。
オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)は、2.73%です。(2020年調査)
国名 | 関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目) |
---|---|
オーストラリア | 2.73% |
※Source:worldbank.org 詳細
2020年のworldbank.org調査が最新のデータ
(2022年12月31日確認)
2024年の統計データは発表され次第即時反映
では、現在のオーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)の「2.73%」は、過去と比べてどう変化してきているのでしょうか?
オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)の1991~2020年までの推移をグラフに表してみます。
※こちらは、1991~2020年までの推移を年ごとに動くグラフとして作成したものです。総人口とも比較可能です。
※別の統計と比較を選択すると、270以上のオーストラリアの統計と関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)とを比較することができるので、是非ご活用下さい。
下記のバーチャートレースは、オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)の世界順位の変遷です。
過去の1991年から2020年までのオーストラリアの世界ランキングの全履歴を、バーチャートレースにてグラフで見える化しました。
※グラフの見方
オーストラリアは赤枠で囲まれており、順位が上がる場合はUP矢印、下がる場合はDOWN矢印が右側に表示されます。
オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)が世界の中で、どの順位になってきたのかが分かるようになっています。
↓こちらは、最初に掲載したオーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)グラフの全体図です。
※Source:worldbank.org 詳細
※オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)の推移(1991~2020年)データの無料ダウンロードはこちらから↓
(EXCELでも開けます)
※【データ内容】
1行目:年代,2行目:関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)
また、下記は1991~2020年までのオーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)の推移を一覧表にしたものです。※横スクロール可能
年 | 1991 | 1993 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)(%) | 19.87 | 11.01 | 6.91 | 6.93 | 6.60 | 6.21 | 5.95 | 4.91 | 3.99 | 4.05 | 4.00 | 3.30 | 4.09 | 4.26 | 3.88 | 3.96 | 3.61 | 2.47 | 2.58 | 2.63 | 2.69 | 2.72 | 2.71 | 2.90 | 2.86 | 2.72 | 2.73 |
前回比(差引値) | - | -8.86 | -4.1 | 0.02 | -0.33 | -0.39 | -0.26 | -1.04 | -0.92 | 0.06 | -0.05 | -0.7 | 0.79 | 0.17 | -0.38 | 0.08 | -0.35 | -1.14 | 0.11 | 0.05 | 0.06 | 0.03 | -0.01 | 0.19 | -0.04 | -0.14 | 0.01 |
前回比(%) | - | 55.41 | 62.76 | 100.29 | 95.24 | 94.09 | 95.81 | 82.52 | 81.26 | 101.5 | 98.77 | 82.5 | 123.94 | 104.16 | 91.08 | 102.06 | 91.16 | 68.42 | 104.45 | 101.94 | 102.28 | 101.12 | 99.63 | 107.01 | 98.62 | 95.1 | 100.37 |
上記のオーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)の推移グラフを見てみると、1991年の関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)が最も多く、統計で分かる最新の2020年はそれよりも低いことが見えてきます。
ただし、前回の2019年の数値「2.72%」よりは高いため、今後も関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)が再び上昇する可能性は高いです。
また、関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)ではなく国際観光支出(名目)であれば、こちらのページで特集していますので考察の参考にしてみて下さいませ。
→ オーストラリアの国際観光支出(名目)
オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)は、どれくらい低い、あるいは高いのでしょうか?
まずは、オーストラリアと人口数が世界で最も近いコートジボワールとニジェールの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)を比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目) |
---|---|---|
コートジボワール | 26,811,790人 | 8.15% |
オーストラリア | 25,655,289人 | 2.73% |
ニジェール | 24,333,639人 | 11.08% |
上記の関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)の比較表をみてみると、
という結果となっています。
特に、ニジェールとオーストラリアは人口数が世界の中でも1・2番目に近いが、関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)には圧倒的な差があるということが比較することにより見えてきます。
続いて、オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)を、アメリカと中国と日本と比較してみます。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 総人口 | 関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目) |
---|---|---|
中国 | 1,411,100,000人 | 3.31% |
アメリカ | 331,501,080人 | 2.56% |
日本 | 126,261,000人 | 3.23% |
オーストラリア | 25,655,289人 | 2.73% |
上記のグラフより、オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)は中国や日本よりは低いということが分かります。
特に、中国と比較すると1.2しか差がなく中国とオーストラリアは関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)が近い国ということが分かります。
オーストラリアのデータを比較するグラフ作成ツールを開発しております。こちらより、比較対象の国を選択してみて下さいませ。
※もし国名が表示されない場合は、2度ほどクリックしてみて下さい。
世界の関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)ランキングでオーストラリアは何位かについて表やグラフを用いて分かりやすく説明していきます。
まずは、オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)を世界で見たときに何番目に高いのかを世界関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)ランキング表を用いて、みていきます。
順位 | 国名 | 関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目) (%) |
---|---|---|
122 | スロバキア | 2.8 |
122 | スロベニア | 2.8 |
122 | スペイン | 2.8 |
122 | スウェーデン | 2.8 |
149 | オーストラリア | 2.73 |
150 | アメリカ合衆国 | 2.56 |
151 | 東ティモール | 2.53 |
152 | ニュージーランド | 2.52 |
153 | イギリス | 2.14 |
154 | ペルー | 2.01 |
※Source:worldbank.org 詳細
→ 世界の関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)ランキングをもっと見る
こちらの世界の関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)が高いランキング表では、統計が取れる158カ国の中で、オーストラリアは149位と、下位10カ国以内に入っており、世界の中でも関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)がとても低い国ということが分かります。
以下は関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)の世界ランキングの、1年毎に、どこの国がTOP10に入ってきているかの変化が見られるグラフ(バーチャートレース)です。
さらに詳しい世界の関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)が高いランキングは、こちらで全て掲載していますので、参考にしてみて下さいませ。
→ 全世界の関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)が高いランキングと過去から現在までの推移グラフ
また、この世界関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)ランキングの平均値、中央値とオーストラリアの比較グラフは以下となっています。
※Source:worldbank.org 詳細
国名 | 関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目) |
---|---|
オーストラリア | 2.73% |
平均値 | 8% |
中央値 | 7% |
※Source:worldbank.org 詳細
こちらの表より、オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)は平均より5%低いという結果が見えてきます。
また、中央値の7と比較してみると、オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)は中央値より半分以上低いということが分かります。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | オーストラリアの関税率(最恵国待遇、加重平均、全品目)データ |
単位 | (%) |
期間 | 1991~2020年 |
更新日時 | 2022-09-25T03:05:31+0900 |
確認日時 | 2022-12-31T03:05:28+0900 ※データに変化がないか確認した最終日時 |
ライセンス | CC BY 4.0 |
ソース元 | worldbank.org - World Bank staff estimates using the World Integrated Trade Solution system, based on data from United Nations Conference on Trade and Development's Trade Analysis and Information System ( TRAINS ) database and the World Trade Organization’s ( WTO ) Integrated Data Base ( IDB ) and Consolidated Tariff Schedules ( CTS ) database. |
その他にも、グラフで見るオーストラリアの統計情報を、図や表を使って分かりやすく説明していますので、参考にしてみて下さいませ。
また、オーストラリアの統計情報は、こちらのページで275種類以上の全一覧が見られます。
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